【マリーゴールド】現役JKレスラー山岡聖怜が号泣「強くなって借り返したい」黒星デビュー
<女子プロレス・マリーゴールド:大田区大会>◇3日◇東京・大田区総合体育館 マリーゴールドの“現役女子高生レスラー”山岡聖怜(せり、18)が、デビュー戦を飾れなかった。 【写真】MIRAI(左)から張り手を受ける山岡聖怜 同団体の新年初戦「MARIGOLD FIRST DREAM2025~初夢~」の第2試合でMIRAI(25)と対戦。15分時間切れ後、延長を直訴して受け入れられたが、7分14秒、3カウントを奪われた。 レスリングで培った馬力で、ジャーマンスープレックスやサイドスープレックスなどで相手を投げ飛ばして奮闘したが、試合後はリング上で号泣。バックステージでも涙声で「デビュー戦、負けて悔しいです。でも相手がMIRAIさんで本当に良かったなって思います。これからもっともっと強くなって、この借り返したいと思います」とリベンジを誓った。 試合は15分間を戦って引き分け後、山岡が「引き分けで終われるわけねえだろうが!」と延長を求めた。延長は一進一退の攻防となったが最後はMIRAIに力を見せつけられ、左ラリアットに屈した。 MIRAIからはマイクで「お前本当にデビュー戦か? プロレスっていうのはな、負けから始まるんだよ。その悔しい気持ちをもとに、もっともっと強くなれ。そして聖怜、またやろう」と呼びかけられた。 レスリング全国中学選抜選手権2位、全日本ビーチレスリング高校生軽量級優勝の実績を持つ山岡は、デビュー前からビジュアルでも「かわいい」と評判となり、SNS総フォロワー数は8万人超。デビュー戦と同日に写真集も発売されるなど、団体からも大きな期待をかけられている。 デビュー戦でMIRAIに意地を見せながらも、最後はプロレスの厳しさを味わって敗れた。それでもまだ第1歩。伸びしろ大の山岡に、多くのファンが注目している。【千葉修宏】