手首手術から復帰3戦目のムチョバが世界197位の予選勝者に辛勝で2回戦を突破 [パレルモ女子オープン/テニス]
手首手術から復帰3戦目のムチョバが世界197位の予選勝者に辛勝で2回戦を突破 [パレルモ女子オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「パレルモ女子オープン」(WTA250/イタリア・シチリア島パレルモ/7月17~23日/賞金総額23万2244ユーロ/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が世界ランク197位で予選勝者のノマ・ノハ アクゲ(ドイツ)に6-7(0) 6-2 6-3で逆転勝利をおさめてベスト8に進出した。 ~パレルモ女子オープンで8強入りを決めた第2シードのムチョバ選手~ タイブレークで1ポイントも取れずに第1セットを落としたムチョバは3-2から3ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セット4-2からブレークバックを許した直後にもう一度相手のサービスゲームを破って2時間37分で辛勝した。 4強入りした昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後に戦線を離脱していたムチョバは2月に手首の手術を受け、6月のイーストボーン(WTA500/グラスコート)で復帰して今季3大会目に臨んでいる。 ムチョバは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)との同胞対決を6-4 3-6 6-1で制して勝ち上がったアストラ・シャルマ(オーストラリア)と対戦する。 そのほかの試合では第4シードのディアン・パリー(フランス)とイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)が8強入りを決め、エリカ・アンドレエワ(ロシア)はダルヤ・セメニスタヤ(ラトビア)を6-1 6-2で下してが2回戦に駒を進めた。 第5シードのアランチャ・ラス(オランダ)はベグに2-6 5-7で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。
テニスマガジン編集部