今季の初滑りを楽しむスノーボーダー

　青森県鯵ケ沢町の青森スプリング・スキーリゾートが14日、今シーズンの営業を開始した。雪が降る中、スノーボーダーやスキーヤーがゲレンデに繰り出し思い思いにシュプールを描いた。 　積雪量は13日夜時点で山頂側で約155センチ、山麓側で約80センチ。昨季は予定より3日遅れの12月20日のオープンとなったが、今季は十分な降雪に恵まれて予定通りの開業。営業初日はゴンドラ、リフト各1本を稼働させ、全22コース中15コースを順次オープンさせた。 　同スキーリゾートの樋口忠弘マーケティングマネージャー（51）も「スタッフと話していても、ここ10年で一番いい雪だという話になっている。一発目から、この量はなかなかない。質も良い」と興奮気味にPR。 　弘前市から友達に誘われて訪れた高校3年生竹内陸人さん（18）は「スノーボード初心者だけど楽しみたい。雪がふかふかで転んでも柔らかい」と笑顔で話した。今季営業は来年4月上旬ごろまでを予定している。