整理収納のプロが指摘する「片付かない家」になってしまう“3つの無駄”
こんにちは。『主婦業9割削減宣言』唐仁原けいこです。 子育てが始まると、服が増えて、おもちゃが増えて、さらに大きくなってくると学用品も加わって、どんどん物が溢れていきますよね。 その都度、捨てたり譲ったりしていけたら良いのですが、下の子へのおさがりも残しておきたいし、おもちゃを捨てたら子どもは怒るし、ちょっと油断をしただけで散らかるので、片付けをする気も削がれがち。 【マンガで読む】片づけられない母と息子がプロに学んだ「物の捨てかた、しまいかた」 私はずっと、棚やクローゼットの中まで綺麗に収納されたおうちに憧れてきたし、そうすれば日々のイライラも軽減されて優しいママになれる気がするのですが、何度整理をしてもリバウンドしてしまいます。 8年間、そんなことを繰り返していたある日、「私には整理収納の才能はないんだ!」という結論に達しました。 整理収納の才能を持ち合わせていないんだから、自分で頑張るのをやめて、一度プロに頼んでみようかな。それに、主婦業9割削減のヒントももらえるような気がして、昨年、物が溢れがちな子ども部屋とパントリーにプロの整理整頓アドバイスを求めてみました。
散らかった部屋を他人に見られる心理ハードルについて
整理収納を得意とする方は家事代行のマッチングサービスに登録しているケースも多いと聞いたので、今回は「整理収納の家事代行サービス」をお願いしました。 まず、家事代行サービスをお願いする際、「散らかった状態を他人に見せるのが恥ずかしい」という心理的なハードルがある方は多いと思うのですが、整理収納となると、さらに普段は他人に見せない扉の奥を見せるということになります。だからといって、日常の掃除だけ頼んでいても、それが維持されるのはせいぜい数日。整理収納を得意としない私が苦手なところを隠し続けていては、問題は一向に解決しません。 そしていざ、実際に全てを隠すことなくお見せして整理収納をお願いしてみると、相手はプロなので驚かれることもなく、医師のように淡々と対処してくださいました。その様子を見て、むしろ他の荒れている部分もどんどん見て欲しくなったぐらい(笑)! 「整理収納を人にお願いするなんて恥ずかしい」という気持ちは、私もよく分かるのですが、それならば散らかっているのは子どものせいにできる、子ども部屋からお願いしてみるのが良いかもしれませんね。