[最高峰]シルバーウルフEXを実釣インプレ!「もりぞーが考える、チニングロッドの究極形」
幅広いチニングゲームに対応するフルチューブラーの75MLB
ソリッドモデルの76MLB-Sに対しフルチューブラーの75MLBは、よりスタンダードな曲がりを実現するモデル。レギュラーファーストに設定されたアクションは、プラグを使用したトップチニングなどでも操作がしやすい万能モデル。トップウォータープラグの操作が行いやすく、ボトムでの巻きの釣りにも対応する。 [写真キャプション] シルバーウルフEX 75MLB[DAIWA] もりぞー「ソリッドモデルよりも曲がりやすいロッドです。積極的に操作を行なうプラグを使ったトップの釣りから、ボトムではフリーリグの巻きにも合う調子です。76MLB-Sは、よりボトムチニングに特化させています」 [写真キャプション] シルバーウルフEX 75MLBのグリップ部分。 もりぞー「ですが、このロッドもしっかりとボトムチニングにしっかり対応しているので、好みや使い方に応じて使い分けてもらえると良いかと思います」
強いタックルセッティングでタフなコンディションに対抗。繊細な操作や強弱は身体で補う
森さんは基本的に、ハリの強いセッティングが好み。ベイトタックルを使用する理由ともつながるそのワケは、風が強いといった条件下でも操作をしっかりと行なえる強さがないと、正確な操作が難しくなるため。必要な繊細さや柔らかさは、アングラー側の操作で補っていく。シルバーウルフEXは、ストイックなエキスパートが求める性能を秘めたロッドに仕上がった。 [写真キャプション] 実釣当日は、低水温期にも関わらず、新しいシルバーウルフEXでチヌを釣り上げた。 もりぞー「肘や手首を使って硬いロッドを柔らかく使うことはできますが、柔らかいロッドを固く使うことは物理的に難しい。風が強いといった条件が悪い時にもラインスラックのコントロールで釣りを合わせ、遠投した先でしっかりと操作やフッキングを行なえる。いろんなシチュエーションに合わせて釣りを成立させやすくしています」 シルバーウルフEXは、フィッシングショー大阪2024のDAIWAブースでも展示される予定だ。気になった方は是非、会場に足を運んで実機を触ってみてほしい。運が良ければ、もりぞーさんご本人から話しを聞けるかもしれない。