万博へ光の回廊…来年開業の大阪メトロ「夢洲駅」を公開
2025年大阪・関西万博会場の人工島・ 夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で来年1月19日に開業予定の大阪メトロ中央線新駅「夢洲駅」が31日、報道陣に公開された。光の回廊をイメージした照明など近未来的なデザインが特徴で、改札は万博の東ゲートにつながっている。
新駅は地下2階建て。中央線「コスモスクエア駅」(同市住之江区)から、海底を通る夢咲トンネルを経由し、3・2キロ延伸して建設された。ホームやコンコースの壁面や柱は黒を基調とし、天井は、幾何学的な凹凸を表現したアルミ製の「折り紙天井」で覆った。
男性用、女性用、多機能トイレとは別に、性別にかかわらず誰もが使えるオールジェンダートイレも大阪メトロの駅で初めて設置した。整備の担当者は「9割方完成し、ほっとしている。万博の玄関口にふさわしいワクワクできる駅になっていると思う」と話した。