空港で5時間暇なのでラウンジに行ってみたいです。お金持ちしか入れないんでしょうか?
空港での長い待ち時間があるときは、快適に過ごす場所を探したくなるものです。せっかくならラウンジでゆっくりしたいものの、お金持ちしか入れないのではないか、と考えている方も多いかもしれません。 実は、空港ラウンジはお金持ちだけが利用できる場所ではありません。そこで本記事では、空港ラウンジについて詳しく解説します。
空港ラウンジとは
空港ラウンジは、フライトの待ち時間をゆったりと過ごすための特別なスペースです。 一般的な待合室とは異なる上質なサービスが提供されていますが、利用には特定の条件を満たす必要があります。通常は出発前に利用しますが、到着後に利用可能なラウンジもあります。
空港ラウンジの種類
飛行機の待ち時間を快適に過ごせる空港ラウンジには、さまざまな種類があります。 ■カードラウンジ カードラウンジは、ゴールドカードやプラチナカードなど特定のクレジットカード会員が利用できるラウンジです。最近は、複数のクレジットカード会社が共同で運営しているラウンジが多いようです。基本的にはソフトドリンクが無料で提供されますが、食事の提供はほとんどありません。 本や雑誌などを自由に読むことができ、静かな空間でリラックスしながら過ごせます。利用にはゴールドカード以上のカードと当日の搭乗券や航空券の提示が必要で、同伴者は有料となることが多いようです。 ■航空会社ラウンジ 航空会社ラウンジは各航空会社が運営するラウンジで、ファーストクラスやビジネスクラス、プレミアムエコノミーの搭乗者や、航空会社の上級会員のみが利用できる特別な施設です。 制限区域内や搭乗口の近くにあることが多く、アルコールや軽食が無料で提供され、シャワールームが完備されていることもあります。ラグジュアリーな空間で、搭乗前のひとときをゆったりと過ごせます。 ■プライオリティ・パス対応ラウンジ 「プライオリティ・パス」は、世界中の空港ラウンジを利用できる共通パスで、海外旅行や出張が多い方に便利です。対応ラウンジでは軽食やアルコール類が提供され、リラックスできる空間が用意されています。 プライオリティ・パスには異なる年会費や利用条件を持つ3つのステージがあり、クレジットカードに付帯している場合もあります。 ■有料ラウンジ ファーストクラスの航空券やゴールドカードを持っていなくても、料金を支払えば誰でも利用できる有料ラウンジもあります。これらのラウンジでは、ソフトドリンクや軽食が提供され、快適な環境で過ごすことができます。 ANAラウンジは、1名につき3000円を支払うことで利用できます。3歳未満の幼児は無料です。なお、利用にあたり、ANAウェブサイトや電話からの事前予約が必要になります。