一人暮らしに必要・不要な家電をランキング　要らないトップは確かにそうかも！？

　一人暮らしを始めた際に、家電製品をあれもこれもとそろえたくなるが、実際に購入してみると、「やっぱりそろえて良かった」「持て余すので買うんじゃなかった」と思いはさまざまだろう。AlbaLink（東京）が一人暮らし経験者500人（女性328人／男性172人）を対象に実施した「一人暮らしの家具・家電に関する意識調査」の結果からは、一人暮らしで必須の家電製品は何かが浮かび上がってくる。調査期間は1月31日～2月3日。 　一人暮らしで必要な家電製品として挙げられたトップは「電子レンジ」（276人）、差がない2位は「冷蔵庫」（271人）で、いずれも「食」に関するもの。このほかにも「炊飯器」「電気ケトル」と、飲食・調理に関する家電が多くランクインした。何をおいても食事は重要であり、調理と保存のいずれで不可欠な製品がトップ2を占めたことは、十分理解することができそうだ。 　電子レンジを選んだ人からは「料理のハードルが下がり、レパートリーが増える」「ご飯をまとめて作ることが多いので、後日食べるためにレンジが必要」などの声が聞かれたほか、冷蔵庫では「一人だと食材が余るので、保管する場所がないと困る」といったコメントが目立つ。 　一方、一人暮らしに不要な家具・家電について聞くと、「テレビ」（109人）がトップに。ないと寂しいような気がするが、2位の「掃除機」（55人）、3位の「ソファ」（43人）を大きく引き離した。確かに、他の生活製品と違って、なくても生活に困ることはないが、「携帯とパソコンで代用が可能なので、完全にインテリアと化した」と代替品があることも大きな理由となっている。YouTubeやTikTok、Instagramなど、スマホで視聴できるコンテンツが豊富にあることを踏まえれば、確かにテレビは不要かもしれない。