金沢市が誇る「用水」を庭園にいかす 「庭園文化」の発信へ
金沢市は、金沢城公園の周辺に点在する用水を取り込んだ歴史的な庭園を新たに「金沢の庭園文化」と位置付け、その魅力を国内外に広く発信していきます。 【写真を見る】金沢市が誇る「用水」を庭園にいかす 「庭園文化」の発信へ 3日に開会した金沢市議会の定例会で、村山卓市長が明らかにしました。 金沢市は2024年10月、国連の「都市生態系再生モデル都市」に全国で唯一選定されました。その理由の一つに、用水を取り込んだ特徴的な庭園があげられます。 長町武家屋敷跡にある野村家庭園をはじめ、市内にはおよそ20か所の歴史的な庭園があり、庭の持つ魅力以外にも建築物や茶道など多様な文化を同時に楽しめます。 金沢市・村山卓市長「金沢城の周囲に点在する歴史的庭園を新たに「金沢の庭園文化」として位置付けたいと考えている。庭園群のネットワークを構築するなどその魅力を国の内外に広く発信する仕組みづくりについて今後検討したい」 金沢市では今後、歴史ある庭園の掘り起こしを進めながら観光地の回遊性を高め、魅力アップに繋げる方針です。
北陸放送