サントリーが東京GBにストレート勝ち 高橋藍がベンチ外もシリフカら奮闘…バレーボール
◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 第4節第2日 サントリー 3(25―20、25―18、25―20)0東京GB(4日、東京・有明アリーナ) 昨季Vリーグ覇者のサントリーが東京GBをストレートで下し、今季3勝目(3敗)を飾った。3日にも同カードで行われ、東京GBがフルセットで競り勝っていたが、サントリーがすぐに雪辱した。一方の東京GBは連勝が5で止まり、今季3敗目を喫した。 サントリーは今季加入したパリ五輪代表の高橋藍が6試合目で初めてベンチ登録から外れた。3日にリーグデビューを飾ったパリ五輪銀メダルのポーランド代表・シリフカが初先発し、第1セット(S)から主導権を握った。218センチのムセルスキーやシリフカのスパイクで押し、最後はデアルマス・アラインの強打でセットを先取した。 2―0の第3Sも攻撃の手を緩めない。17―18からムセルスキーがライトからのスパイクをたたき込むと、圧巻だったのはシリフカだ。守備が乱れたが、ハイセットのバックアタックを決めた。同カードの3日は1―2の第4Sから相手に逆転を許したが、この日はサントリーが終盤にデアルマスが2連続でサービスエースを突き刺すなど、流れを手放すことなく勝ちきった。 藍はコート外のいすの上で左足を伸ばし、ケアをしている様子で、仲間の奮闘を見つめていた。次戦は9日に敵地の静岡で東レ静岡と対戦する。
報知新聞社