ダイキン工業社長に竹中専務昇格 改革を進める実行力に期待
ダイキン工業は、9日開催の取締役会で、十河政則代表取締役社長兼CEOの後任として、竹中直文専務執行役員が6月27日付の予定で代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)に就任する人事を決めた。十河社長は代表取締役会長兼CEOに就任する。 【関連写真】会長兼CEOに就任する十河社長 同社創業100周年の節目を機に、新しい経営体制で、市場環境の激しい変化に対応し、さらなる飛躍を目指していく。 十河社長は「当社の強みである人基軸の経営を継承できる人材であり、挑戦に次ぐ挑戦、改革を進める実行力に期待している」と話す。 竹中専務は「重責を感じている。変化が激しい中、進化し続け、実行スピードを高め、成果創出を加速したい」と抱負を述べる。1964年1月31日生まれ。1986年入社後、空調生産本部、空調営業本部などを経験、現在は人事・総務を担当する。座右の銘は〝努力〟。 なお、井上礼之取締役会長は名誉会長に就任し、引き続きグローバルグループ代表執行役員を務める。
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