パフォーマンスを上げてきた

好パフォーマンスを見せるハフェルツ photo/Getty Images

今夏にチェルシーからアーセナルに加入したドイツ代表MFカイ・ハフェルツ。推定6500万ポンドもの移籍金で加入した同選手であったが、なかなか結果を残せず批判の的となることも多かった。 しかし、着実にパフォーマンスを上げてきたハフェルツはリーグ戦直近5試合で3ゴールをマークしており、好調ぶりを見せている。英『Daily Mail』も最近の同選手のパフォーマンスを称賛している。 「ハフェルツは夏に加入した際の疑問を一つずつ払拭しつつあるようで、プレミアリーグタイトルに再び挑戦するガナーズの重要人物の一人に急速に成長している。今シーズン、アーセナルでドイツ人選手以上に頻繁に出場した選手はいない。実際、彼はクラブのすべての大会ですべての試合に出場した唯一の選手である」 同メディアによると、ハフェルツは1試合平均6.2本の前線へのパスを記録しており、ゴール期待値は0.37となっているようだ。これは攻撃的MFの中で2番目に高い数字であり、これを超えているのはリヴァプールのコーディ・ガクポ（0.4）のみとなっているとのこと。 また守備面でも1試合平均タックル1.2回、インターセプト0.5回、ボールリカバー2.9回、デュエル勝利4.5回を記録している。中盤での起用が増えた同選手はディフェンス面でも存在感を示している。 また身長が193cmもあるハフェルツは、アーセナルにとってターゲットにもなり、ビルドアップの出口としても重要な役割となっている。 アーセナル加入当初は批判を受けてきた同選手だが、今ではチームの重要な戦力として活躍している。ここまで公式戦25試合で5ゴール1アシストを記録しているハフェルツ。第18節のリヴァプールとの大一番でも真価を発揮できるのか、注目だ。