「総選挙」の結果よりも、緩和と財政政策に注目すべき理由
第100代首相に岸田文雄氏が就任しました。岸田首相の下で、株価はどうなるのでしょうか(リュウタ / PIXTA)
岸田文雄・新首相の所信表明演説が終わり、新政権が発足したところで、10月31日に衆議院議員の総選挙が行われる。株式市場では選挙は買いという印象が強い。2012年11月に当時の民主党政権を破り、第2次安倍政権(2012~2020年)が発足してから株価上昇が大きかったことで印象が強くなっている面もあるだろう。 バブル以降の株価と政権・政策の関係を見ていくと、大きな特徴がある。規制と金融の緩和、財政出動は株高をもたらし、逆にリベラルな政策や金融引き締め、緊縮財政は株価の低迷をもたらす、ということだ。
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清水 洋介