“高速パンチ”で「犯罪」を真っ二つ! 女子空手家・目代結菜が一日警察署長に就任、特殊詐欺への注意を呼び掛ける
世界106の国と地域に約10万人の会員数を有する「全世界空手道連盟 新極真会」に所属する目代結菜選手(東京城南川崎支部)が、警視庁・調布警察署の一日警察署長に就任。10月12日、調布グリーンホールにて任命式が行なわれた。 【フォト】“高速パンチ女子”目代選手が制服姿で登場
“高速パンチ女子”の異名を持つ目代選手は、日頃の道着姿とは一変。婦警の制服姿で式典に登場した。調布警察署長から委嘱状を受け取った後、インタビューに応じ、身近で感じる特殊詐欺の事例について「電子マネーカードを使ったサポート詐欺のことをよくニュースで見るので、コンビニのアルバイト中に注意しています」など体験を語った。
DVD上映やプロ劇団による寸劇により、特殊詐欺の事例と注意点が呼びかけられた後、舞台に再登場した目代選手。ミット打ちで高速の突きを披露し、会場からは驚きの声が上がった。
肩も温まったところで、犯罪撲滅の願いを込め「犯罪」の文字が書かれた板を正拳突きで真っ二つに。式典の最後には「調布、狛江から犯罪被害をなくすぞ!」と呼びかけ、檀上の関係各位とともに力強く声を上げた。
10月5日-6日に行なわれた体重無差別級日本一決定戦「第56回全日本空手道選手権大会」で、自身最高成績となる準優勝を収めた目代選手。来年5月31日-6月1日に開催される体重別世界大会(第1回WFKO世界大会)の女子軽重量級日本代表にも選ばれており、さらなる活躍が期待される。
写真/新極真会