「信州割」でまた不正利用発覚 4施設で合計3300万円余【長野】
コロナ禍で打撃を受けた観光業を支援する、県の旅行割引事業「信州割SPECIAL」で、新たに4つの宿泊施設で3300万円余りの不正利用が分かりました。 県は2021年から去年6月までコロナ禍の観光振興策として「信州割SPECIAL」を実施し、宿泊施設に飲食店などで使用できる観光クーポンを配布していました。 県が利用履歴を確認したところ、配布金額と回収したクーポンの数が合わないことから、4つの宿泊施設で3300万円余りの不正利用が分かりました。 従業員などが私的に利用していたとみられます。 2つの施設は2700万円余りを返還していて、残り2施設はおよそ570万円を今月から分割返済するということです。