□老舗オンラインRPG□をベースにした新たな一手。Nexon新作『The First Berserker: Khazan』『PROJECT OVERKILL』開発者インタビュー!【G-STAR 2024】
そこで、原作のアクション性やコンボといったコアの楽しさを維持しつつも、今日人気の3Dアートグラフィックスや派手なグラフィックスを取り入れることで、『アラド戦記』の世界観や物語の魅力をもっと多くの人々に届けられるのではないかと考え、本作を開発しています。
──本作のマルチプレイ要素はどのようなものになっていますか。
パク・ジョンワン: マルチプレイについては、アクションゲームの特性上、大人数が一度に参加するとゲームの動作やプレイ感に影響を及ぼす可能性があるため、1つのパーティーは3~4人で編成するという原作と似た形を採用しています。
──育成やクラスについてはどのようなものになっていますか。
パク・ジョンワン: 原作の『アラド戦記』では、基本職から「転職」して、その後さらに「覚醒」を経てキャラクターを成長させ続けていく仕組みがあります。原作では「覚醒」を経ないとなれない職業の「ウェポンマスター」や「バーサーカー」といった職業を、『PROJECT OVERKILL』では最初から選択できるようにしました。この変更を行った理由は、初期状態のキャラクターが持つスキルや能力だけでも、キャラクターの魅力を十分に表現できるようにしたいと考えたためです。
また、今回のG-STARで具体的に公開されなかった点ですが、『アラド戦記』の育成システムを発展させた形で、スキルポイントを割り振る仕組みも導入予定です。このシステムは原作『アラド戦記』の優れた特徴のひとつであると考えているので、『PROJECT OVERKILL』でも活かしていきたいと考えています。
──最後に日本のユーザーに向けたメッセージをお願いします。
ユン・ミョンジン: 『アラド戦記』は、日本でも長年サービスを続けてきて、今も多くの方に愛されているゲームです。今回こうして『The First Berserker: Khazan』や 『PROJECT OVERKILL』という新しいプロジェクトについて披露しているのですが、本作にも期待してくださる方が大勢いることに、非常に感謝しております。私たちも期待に答えられるよう、もっとより良いゲームを、より多くの方にプレイしていただけるように取り組んでいきたいと思います。
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