産直店舗で快進撃の「タカヨシ」、スーパーと何が違う?
その地域ならではの商品が所狭しと並ぶ(写真提供:タカヨシ)
いま、全国のショッピングモール内に、「わくわく広場」という名の産直野菜などを扱う店舗が次々と開店している。運営するタカヨシ(9259)は、2021年12月に当時の東証マザーズに上場を果たしたばかり。すでに100店を超える出店をしているが、今2022年9月期はさらに25店を新規出店する計画だ。 「わくわく広場」は、一見すると小さな食品スーパーだ。しかしタカヨシは、わくわく広場は小売業ではなく、プラットフォーム型店舗というサービス業であると位置づけている。独自のビジネスモデルが、消費者、生産者、運営者(タカヨシ)の「三方よし」の関係を生み出している。 足元の業績も堅調で、今2022年9月期の業績予想について、東洋経済では会社予想を上回る売上高66億円(前期比19.4%)、営業利益9億5000万円(37.9%)と2桁の増収増益を予想している。
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加藤 光彦