【伊原春樹コラム】負ければ終わりの一発勝負。都市対抗ではしっかりした審判のジャッジを望む
昨年の都市対抗はトヨタ自動車が優勝。今年も選手は悔いのない戦いを繰り広げてもらいたい[写真=BBM]
【伊原春樹の野球の真髄】 今年も熱い戦いの舞台がやってくる。6月13日、第95回都市対抗野球大会の出場全32チームが出そろった。前年覇者のトヨタ自動車は予選免除で推薦出場を果たして2012年、13年のJX-ENEOS以来となる史上7度目、6チーム目の大会連覇を狙う。大会は7月19日に開幕し、12日間にわたって黒獅子旗をかけた熱戦が繰り広げられる。 私は現在、茨城トヨペット硬式野球部のアドバイザーを務めているが、わがチームも都市対抗出場をかけて予選を戦った。2次予選北関東大会の第1代表決定トーナメント1回戦でSUBARUに2対4で敗れ、敗者復活の第2代表決定トーナメントへ。1回戦で全足利クラブに5対0、2回戦で日立製作所に3対1で勝利。あと2勝すれば都市対抗進出だったが、茨城日産との3回戦で7回まで4対0とリードしていたが、8回に一挙6点を入れられ、4対6と逆転負けを喫して夢は破れてしまった。 社会人選手たちのプレーを見ていて常に思うのは、1球に懸ける思いの強さだ。もちろん・・・
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週刊ベースボール