ジャパンC11着ファンタスティックムーンは香港ヴァーズを回避して引退 オーナーがSNSで発表
GⅠ2勝のファンタスティックムーン(牡4・Sシュタインベルク)は、選出されている香港ヴァーズには向かわず、11着に終わったジャパンCを最後に引退することが25日、分かった。オーナーであるリバティレーシングの創設者、W・バウムガルテン氏がSNSで明かしたもの。 同氏は「GⅠジャパンCで11着だったファンタスティックムーンは、最後の1ハロンで少し疲れたように見えました。彼にとっては長いシーズンでした。私たちは香港ヴァーズをパスし、エベスロースタッドでの次のキャリアのために、彼を帰国させます。私たちに永遠に大切にする思い出を与えてくれました」とつづり、キャリアにピリオドを打つと表明。すでに種牡馬入りと種付け料が9000ユーロ(約145万円)であることは発表されている。 ジャパンCに参戦した3頭のうちオーギュストロダンとファンタスティックムーンは、ジャパンCでラストランを迎えたが、もう1頭のゴリアットは順調なら香港ヴァーズへの転戦が予定されている。
東スポ競馬編集部