ぺったんこ 古民家で昔ながらの餅つき大会 地域の農産物に舌鼓/兵庫・丹波市
兵庫県丹波市春日町棚原にある築約130年の古民家「本上田邸」で22日、昔ながらの杵(きね)と臼(うす)を使う餅つき大会があった。同市内外から約200人が来場。餅には地域で栽培したもち米を使い、つきたてを温かいぜんざいなどにして味わった。 【写真】つきたてはあったかいぜんざいで 地元の農業グループ「棚原黒労会」が企画した。休耕田などで栽培した農産物を味わってもらい、地域活性化につなげるのが目的。地元の音楽グループによるクリスマスライブや餅まき大会などもあり、盛り上がった。 餅つきでは、幼い子どもが大人の手を借りながらついた。同県尼崎市から家族で訪れた小学5年の女の子は「杵はめっちゃ重かったけれど、楽しかった。つきたてはもちもちでおいしかった」と話した。父親(32)は「地域密着感のあるイベント。昔ながらの雰囲気が感じられた」とほほ笑んだ。
丹波新聞社