10月の訪韓観光客、コロナ前の97%回復…最大市場は中国
【12月12日 KOREA WAVE】韓国を今年10月訪れた外国人観光客数が新型コロナウイルス流行以前の2019年と比較して97%まで回復したことが分かった。 韓国観光公社が11月29日発表した「韓国観光統計」によると、10月の訪韓観光客数は160万263人で、前年同月(122万9899人)比で30.1%増加した。 10月の訪韓観光客数で最大の市場となったのは中国で、39万2000人が韓国を訪れた。次いで、日本(32万3000人)、米国(14万1000人)、台湾(13万3000人)、フィリピン(5万9000人)の順だった。 前年同月比の増加率が高い市場も中国が最も高く、57.2%の増加を記録した。その次に、台湾(37.8%)、フィリピン(35.6%)、ロシア(34.2%)、香港(26.7%)、日本(26.7%)、米国(21.9%)が続いた。 一方で、唯一減少した市場はタイだった。電子渡航認証制度(K-ETA)の実施以降、入国拒否事例が相次いだことで「反韓感情」が高まり、訪韓客数が減少したと見られる。 10月のタイからの訪韓観光客数は4万167人で、前年同月(4万6482人)比で13.6%減少した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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