学校休業を延長 埼玉・大野知事が会見(全文1)感染状況ふまえ5月31日まで
7月31日まで授業、8月25日から再開
休業期間終了後の授業についてでございます。まずは時間割を工夫したり、行事の中止、延期、あるいは土曜授業の実施などで確保をしてまいりますが、2カ月の休業となりますので夏休みについても授業日とすることを考えています。具体的には、すべての県立学校で7月31日まで授業を行い、8月25日からまた授業を行います。失礼しました、すべての県立の高校でございます。これ以上に授業を実施したいという高校がありましたら、その学校の実情に応じて授業日を設定することといたします。特別支援学校につきましては、児童、生徒の障害の状況ですとか、あるいは暑さに弱い児童、生徒もおりますことから、学校の実情に応じて対応させていただきます。 次に休業中の児童、生徒への注意事項として、不要不急の外出自粛の徹底、いわゆる3密を避けることの徹底、そして先ほど知事からもお話がございましたとおり、家庭内での感染例が数多く指摘されておりますので、今回はさらに家庭にいる時間が長くなることから、換気の励行を呼び掛けてまいります。 最後に市町村への要請についてでございます。県立学校と同様の対応をしていただくよう、各市町村教育委員会に対して要請をしてまいります。ただし登校日の設定などにつきましては、地域の感染状況などを考慮した上で適切にご判断いただきたいと思います。また、市町村への支援として休業中の学習活動についての取り組み事例などをまとめてお知らせをいたします。さらに授業動画の配信などにも課題が多いことから、なんとかすべての子供たちに学習支援が県として行えないかということで、このたびテレビ埼玉さんに大変ご協力をいただきまして、中学校3年生向けの5教科の授業動画を県が作成し、テレ玉で放送することを準備しております。5月後半には放送したいと考えております。学校の休業の延長については以上でございます。
県内私立・市町村学校も同様の要請
児童、生徒の皆さんには、さらに1カ月以上の休業ということで本当につらい日々を送ることになってしまいました。かわいそうだなというのが率直な私の感想でありますけれども、自分自身の命、そして何よりも大切なご家族、友達、あるいは周りの人たちの命を救うということが大きな目的でありますので、ぜひ理解をして頑張ってほしいというふうに思います。 また、保護者の皆さま、学校関係の皆さま方にもさらに大きなご負担、あるいはご心配をお掛けすることになりまして申し訳なく思っております。感染拡大防止という観点での休業期間の延長でございますので、何とぞご理解、ご協力を賜りたいと存じます。私からは以上でございます。 大野:私のほうから付言して、県内の私立の学校に対しても市町村の学校に対するのと同様の要請をお願いするところでございます。私どものほうからは以上であります。じゃあ幹事社さん。