学校休業を延長 埼玉・大野知事が会見(全文1)感染状況ふまえ5月31日まで
宿泊療養者受け入れ施設は415室を確保
次に宿泊療養者受け入れ施設確保の進捗状況についてご説明します。これまでアパホテル新都心駅北、ホテルヘリテイジの2つのホテルで262室を確保したところですが、本日、東横INNつくばエクスプレス三郷中央駅、153室の受け入れについて合意に至ることができました。これにより客室数は415室となります。なお、現在、県西部地域のホテルと交渉中であり、このホテルと合意できますと県内の東西南北に各1施設ずつを配することができるようになります。引き続き宿泊施設の拡充に取り組んでまいります。 そして次に、県立学校の休業期間であります。県民の皆さまには不要不急の外出自粛に大変ご協力をいただいているところですが、本県、あるいは隣接する東京都などの感染状況には予断を許さないものがあります。現時点では本県に出されている緊急事態宣言が予定どおり終了することになるのか、または更新、継続されるのかについては見通せないところがあります。緊急事態宣言の5月6日以降の取り扱いが決定される前ではありますが、1日も早く児童、生徒、保護者および学校関係者の皆さまが準備ができるよう、今後の学校の休業等の措置については可能な限り早期に方針を示す必要があると考えています。
県立学校の休業期間を延長
そこで教育委員会に対し、ゴールデンウィークを前にして県立学校の休業期間のさらなる延長等の措置を講ずるよう要請をしたところ、本日の本部会議において5月31日までの延長を決定していただき、また、私からの要請に基づき、学力の低下等に対する懸念もあります、こういったことへの対処等についても先ほど報告がありました。県教育委員会において、休業期間中の学習面や生活面のフォロー、あるいは就職指導を含めた進路指導など、適切な対応を取ることとしており、引き続き児童、生徒および保護者の皆さまのご理解とご協力をお願いするところであります。詳細につきましてはこののち、教育長よりご説明をさせていただきます。 感染の拡大を防ぐためには、皆さまの協力がコロナウイルスと戦う最大の武器であります。ぜひ皆さまとその友人、ご家族、愛する人を守るために、ぜひともご協力を引き続きお願いをし、少しずつ状況が改善し、なんとか封じ込めるよう埼玉県としても全力を尽くしていく所存でございます。それでは教育長より、引き続き学校の休業等に関する措置についてご説明をいただきます。