石川祐希、『メダル』『金メダル』計4回使い思い強調「メダル獲ることを考え、本気で練習していけるか」【男子バレー】
日本バレーボール協会は24日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表し、エースの石川祐希、高橋藍、西田有志らが選ばれた。注目されたリベロ争いでは山本智大が選出され、専大の甲斐優斗が唯一大学生で代表入りした。パリ五輪では金メダルに輝いた1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得を目指す。 キャプテンの石川祐希は「メダル」「金メダル」を計4回使って、思いを強調。「常にメダルを獲ることを考えて、本気でスタッフ含め選手全員で練習していけるか。残りの1か月でどれだけ内容の濃い練習を継続してできるかが重要なので、そこを意識していきたい」と奮い立たせた。 30歳のミドルブロッカーの山内晶大は「パリオリンピックは『Last Dance』。自分の全てを出し切り楽しんでプレーをしたい」と不退転の覚悟。同じく高橋健太郎は「一時期は引退を決意していたところからこうしてオリンピック日本代表選手に選出していただき、妻や子どもたち、私の両親、妻の両親、そしてこれまで関わってくださった皆様に感謝を伝えたい」と述べた。 また、リザーブ富田将馬は「12人に入ることができなかったことがとても悔しい」と正直な思いを明かしつつも「日頃のサポートなど自分にできることをして、どのような形でもチームを助ける役割を果たしたい」と誓った。
中日スポーツ