「がっかりしている」ドジャースに敗れたパドレス監督が落胆 WCからの巻き返しへ「前に進んでいかなければ」
あと一歩及ばなかった。 現地時間9月26日(日本時間27日)、ダルビッシュ有や松井裕樹が所属するパドレスは、敵地で行われたドジャース戦に2-7で敗北。6回まで2点をリードしていたが、そこから試合をひっくり返され、2006年以来18年ぶりのナ・リーグ西地区優勝を逃した。10月のポストシーズンでは、ワイルドカードからの巻き返しを目指す。 【動画】得点圏で勝負強さ発揮!大谷翔平が右前へ勝ち越し打を放つシーン まず試合が動いたのは5回表、ルイス・アラエスの一ゴロの間に三塁走者が生還し、パドレスが1点を先制する。さらに6回表にザンダー・ボガーツの犠飛で追加点を挙げたが、7回裏にウィル・スミスの同点2ラン、大谷翔平の勝ち越し右前打を許すなど、2-5の劣勢に。8回裏もアンディ・パヘスのダメ押し2ランが飛び出し、無念の逆転負けとなった。 試合後、パドレスの地元ラジオ局『97.3 The Fan』は、公式Xを更新し、今回の敗戦を振り返ったマイク・シルト監督の会見コメントを公開。そのなかで指揮官は、「非常にがっかりしている」「いい走りだったが、あと一歩及ばなかった」と悔しさをにじませ、「前に進んでいかなければ」と今後の戦いへ気を引き締めている。 さらに、「我々には最終的なゴールがある」と続けたシルト監督。「後ろを振り返るのではなく、これから先のものに期待だ」と前向きに語り、現地時間27日(日本時間28日)から始まるダイヤモンドバックスとの敵地3連戦に向けては、「今回のことは忘れてアリゾナでプレーする準備を整え、最終的なゴールへと向かう」と力強く意気込んでいた。 地区優勝とはならなかったが、後半戦に入ってから好調なパドレス。ダルビッシュ、松井のパフォーマンスを含め、今後の動向に注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】
- 「球団が崩壊する」大谷翔平を失って招いた最悪の状況 エ軍のドロ沼化に米専門サイトも嘆き「笑顔のオオタニを眺めるだけ」
- 「言い方が悪かった」球団ワースト96敗のエンゼルス指揮官が「彼らはメジャーリーグの選手でなく優勝の助けにならない」発言を撤回
- 悲願の初V決めた大谷翔平、歴代“19人目”の記録にも到達「どれほど珍しいことだろうか」地区優勝に花添える23年ぶりの快挙
- 「相変わらず美しい」大谷翔平、真美子夫人との“悲願のVショット”に米メディア&ファンも感嘆「オオタニの優先事項は家族」
- 「物語の結末はいつもと同じだ」ドジャースとのナ・リーグ西地区頂上決戦で逆転負け パドレスの地元メディアが反応「夢を打ち砕かれた」