「あなたは自分自身で幸せを選べていますか?」…起業家教育No.1大学で教鞭をとる筆者が送る”必携の”思考法とは
あなたの「夢」はきっと幸せにつながる
いまは亡き、私の友がいます。アイスホッケーの選手でした。私のボストンでの元チームメイトです。ところが、試合中、突然倒れて、そのまま亡くなってしまいました。 そのチームメイトはもう結婚していて子供が3人いました。葬儀も行われて、落ち着いたころに仲間と共に彼の家を訪ねました。彼の妻と話をしました。 すると、こんなことを言うんです。生前、彼に、どんなふうに死にたいかと聞いたことがあると。すると彼はこう答えたというんです。 「俺はホッケーが大好きだから、できればホッケーをやってる最中に、氷上で死にたい」 彼も冗談で言っていたのでしょう。彼の妻も私にそう言ったのは半ば冗談だったのでしょう。 「だから、彼はきっと幸せだったのよ」 ああ、彼は本当に好きなことをやっていたんだな。そう感じました。私の師、ピーター・ドラッカーも自分が死ぬ直前まで本を書いていたいと言っていたそうです。執筆しながら亡くなったという話を聞きました。 あなたにとって、そんな「何か」はありますか。 あなたの「夢」は何ですか。 それを叶えてください。それはきっと幸せにつながるはずです。 一歩、踏み出せ、一歩、踏み外せ、一歩、はみ出せ。
山川 恭弘