【速報】日経平均株価が大幅回復 過去最大の上げ幅3217円高で取引終える
東京株式市場で日経平均株価は大きく反発し、前の日から3217円4銭高い3万4675円46銭で取引を終えました。上げ幅は、これまでで最大だった1990年10月の2676円を上回り、過去最大となりました。取引中には一時、上げ幅が3400円を超える場面もありました。 日経平均株価は8月に入ってから5日までに7000円以上値を下げ、5日の下げ幅は4451円と過去最大になっていました。 ただ、専門家からも「パニック安だ」「日本経済の実態からすると下げすぎだ」との指摘が出る中、6日の東京市場では買い戻しの動きが広がるなど全面高の展開となり、3万4000円台を回復して取引を終えています。 ただ、5日までの株安は円高の進行やアメリカの景気後退への懸念も大きく影響していて、市場関係者からは、今後もアメリカの情勢次第で、まだしばらくは不安定な値動きが続くのではないかとの見方が出ています。