ドジャース来季ローテ、6人中5人が日本人!? 米記者が菊池獲得の可能性を指摘 佐々木も「超が付く大本命」 菅野にゴーサインの報道も
荒唐無稽な夢物語だろうか―。米メディアの報道を集約すると、ドジャースの来季先発ローテは6人中5人が日本人になる可能性が出ている。 米スポーツ専門局ESPNのパッサン記者が数日前、アストロズからFAとなった菊池雄星投手(33)について「引く手あまた。アストロズは呼び戻したがっているし、先発3~4番手あたりを模索しているドジャース、カブス、エンゼルスに加え、ブルージェイズやオリオールズも保険として獲得にいく可能性がある」と報道。米ドジャースウエーも「ドジャースは先発左腕のオプションという位置付けで(ブレーブスからFAとなっている)フリード獲得に失敗した場合、菊池にかじを切る可能性がある」とした。 また、米ドジャースネーションも同じく菊池がターゲットかと伝えた上で、ドジャースの先発ローテに4人の日本投手が並ぶ可能性も報じた。「菊池が加われば、大谷翔平、山本由伸に続く3人目の日本生まれの先発投手となる。菊池の出身地・盛岡は大谷の故郷の奥州市から車でわずか1時間の距離だ。さらに、ロサンゼルスは4人目の日本生まれの先発投手、佐々木朗希のホームにもなるかもしれない。ドジャースの日本における名声が佐々木の決断に影響する可能性がある」 さらに米MSNは、巨人から海外FA権を取得してメジャー挑戦する菅野智之投手(35)について「多くの日本選手が海を渡って大リーグに来る際、ドジャースをホームに選んできた。そんなチームにとって、確固たる成績を残してきた菅野のようなベテランを獲得することは非常に理にかなっている」と報道。ドジャースは先発右腕フラハティがFAとなり、攻撃力アップのために今オフも巨額を投じての打撃陣の補強が見込まれると指摘した上で「菅野はより低いコストで、かつ手堅い存在となり得る」とも期待した。 来季に関しては、大谷が左肩の関節唇断裂で今月に手術を受け、開幕時点での先発ローテ入りは微妙。通常の先発ローテ5人制ではなく6人制を敷く可能性が高いと報じられ、仮に前出の3投手を総取りすれば、ローテの6人中5人が日本投手という事態となる。 現時点で、来季の先発投手陣は他にもグラスノー、メイ、ゴンソリンらがそろって復帰すると伝えられており、さらには若手のナックやシーハンも控える。大リーグには「先発投手は何人いても決して十分ということはない」という格言があるとはいえ、果たして…。
中日スポーツ