イチロー氏、掘り起こされる異次元記録 米データ会社指摘、262安打の裏で生まれた“.500”
2004年にイチロー氏はシスラーを超える年間262安打
イチロー氏は2025年の米国野球殿堂入り候補者に挙がっており、史上2人目の満票での選出も期待されている。メジャー19年のキャリアを誇るが、中でも2004年はメジャー年間最多安打を更新した歴史的な1年だった。その裏で、衝撃の打率を残していたことが掘り起こされたようだ。 【動画】「この図はなんとも魅惑的だ」…イチロー通算3089安打のコース分布図が米で話題に 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は14日(日本時間15日)、自社X(旧ツイッター)を更新。イチロー氏の写真を添え、「2004年のある34試合のスパンにおいて、イチロー・スズキは152打数で76安打を記録した」と投稿した。そして「その数字は打率.500になる。えげつない」と綴った。 2004年のイチローは3・4月こそ打率.255だったが、5月は50安打&打率.400、7月は56安打&.432、8月も56安打&.463と1年間での3度の月間打率4割超えを記録した。中でも後半戦は打率.429と打ちまくり、1920年にジョージ・シスラーが記録した257安打を上回ってメジャー年間最多安打記録を樹立した。 最終的に19年のキャリアで通算3089安打、509盗塁を積み上げた。2001年にMVP&新人王のW受賞、10年連続200安打&ゴールデングラブなど、27歳からのデビューで輝かしい実績をマーク。13日(日本時間14日)時点で公開されている殿堂入りの投票結果では、20人中20人から得票されるなど好発進。今後もその行方が注目される。
Full-Count編集部