彼女との対戦自体が特別な意味を持つ

2冠戦の勝利を誓う白川未奈

女子プロレス団体・スターダムの白川未奈が新日本プロレスの1月5日東京ドーム大会での元WWEスーパースター、メルセデス・モネ戦での必勝を期した。 【動画】白川未奈がメルセデス・モネとセクシーダンスバトル この一戦は当初STRONG女子王者のモネに白川が挑む予定だったが、白川の保持するRPW統一ブリティッシュ女子王座とのダブルタイトル戦に変更された。 29日の両国国技館大会の試合後には「モネはね、AEWで無敗なの。っていうことはメルセデス・モネのライバルが必要なんだよ。彼女は勝ってばっかじゃつまんないでしょ？そのライバルに私がなってあげる」と語っていたが、その直後の白川に話を聞いた。 ――1月5日の東京ドームでのモネとの試合について、改めて意気込みを聞かせください。 メルセデス・モネとの試合は、ずっと夢見てきたものなんです。彼女とは、私が前の団体にいた頃に友人として出会いました。日本に初めて来た時、共通の知人を通じて英語もしゃべれるというのもあって私が彼女をアテンドしたのが始まりです。それ以来、彼女もお友達って言ってくれて仲良くさせてもらっているんです。でも彼女が日本に来たとき（横浜アリーナ大会）はIWGP女子王座戦、私は白いベルト戦、AEWでも私はマライア・メイとの戦いがあって、同じリングに立っているのになかなかチャンスがありませんでした。 ――そんな状況の中で、今回の試合が東京ドームという大舞台で実現しました。 東京ドームという最高の舞台で、しかもタイトル戦として試合ができるなんて、本当に嬉しいです。でも、ただ夢が叶った、というだけではダメなところに自分はいると思っています。私は以前、東京ドームの客席から試合を観戦し、レポーターとしてコラムを書いたり、セコンドに付くけどなかなかリングに上がれないという悔しい思いもしてきました。東京ドームっていう大きな会場で、日本のファンのみんなの前で最後勝ち名乗りを上げたいっていうのが本当に今の目標ですね。 ――東京ドームにたどり着いた心境は？ ようやくやっとここまで来たという気持ちですね。この道のりは、他の誰も通っていないような道だったと思います。AEWに多く参戦して、タイトルにも挑戦しました。でもその道って誰もやったことがないから探り探りでしたが、自分がやってきたことが気づいたら東京ドームにつながったという感じで嬉しいし、それが自信になっています。 ――昨年（20023年）の両国国技館大会でのインタビューで「世界に出たい」と発言されていました。そこから濃密な期間を過ごしましたが。 その時には今の状態を想像はしていなかったから、やっぱり言葉に出すこと、イメージすることが大事なんだって実感しました。今年は海外遠征のためにシングルリーグ戦（5★STAR GP）を休むという苦渋の選択をしましたが、それが東京ドームにつながる結果になったので私の選択は間違っていなかったと思っています。でも、ファンの皆さんには寂しい思いをさせてしまったので、その分、ドームでの試合を通じてベルトを獲って最大の恩返しをしたいです。 ――今回の試合は2冠戦（STRONG女子＆RPW統一ブリティッシュ女子ダブル選手権試合）になりましたが意識は？ 私は2冠戦にすごく嫌な思い出があります。（中野たむとの赤白2冠戦で敗れる）だから2冠戦で初めての勝利を掴みたい。でも、2冠戦というより、それ以上にメルセデス・モネに勝つことが最大の価値があると思っていますし、彼女との対戦自体が特別な意味を持つので、その結果をしっかり残すことが何より重要だと思っています。 ――東京ドームでの試合もありますが、2025年の目標を教えてください。 世界中のプロレス界の顔になる！ ――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。 2024年、私が不在だった期間もあって寂しい思いをさせてしまったけど、東京ドームでの試合で皆さんに恩返しをします。2025年も白川未奈を信じてついてきてください。 ――ありがとうございました。 『JR東海 推し旅　Presents WRESTLE DYNASTY』 日時：2025年1月5日 (日) 11:00開場13:00開始 会場：東京・東京ドーム ▼STRONG女子＆RPW統一ブリティッシュ女子ダブル選手権試合 30分1本勝負 ＜RPW統一ブリティッシュ女子チャンピオン＞ 白川 未奈 vs ＜STRONG女子第4代チャンピオン＞ メルセデス・モネ JR東海 推し旅 presents STARDOM NEW YEAR DREAM 2025 日時：2025年1月3日（金）開場15:00開始16:00 東京ガーデンシアター（有明） ▼ワールドワイドタッグマッチ 白川未奈＆タイ・メロ（AEW） vs アティーナ（AEW/ROH）＆テクラ