「新型コロナワクチン」新たに1500万回分が廃棄へ、4月以降は“約7000円”で接種可能
厚生労働省が決めた方針への受け止めは?
編集部: 厚生労働省が決めた方針について、受け止めを教えてください。 中路先生: 今回の厚生労働省の方針は、いきなり全額を患者負担とせず、負担が急に増えないようにした対応として評価されると思います。また、国以外に市町村が独自の判断で補助する場合も考えられるため、自己負担額は市町村で異なる可能性が考えられます。その場合、ワクチン接種に限れば、7000円よりもさらに安くなる可能性があります。
編集部まとめ
厚生労働省は、新型コロナウイルスを巡る診療体制について、2024年4月以降は公費負担を全廃すると正式に発表しました。新年度以降、新型コロナウイルスに感染すると、治療薬の自己負担が高額になるので注意が必要です。
【この記事の監修医師】
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。