歌会始の儀の入選者発表 最年少は高1の森山文結さん 召人は国文学者の三田村雅子さん
宮内庁は25日付で、来年1月22日に皇居・宮殿で行われる「歌会始の儀」の入選者10人を発表した。お題は「夢」。入選者の歌は、天皇、皇后両陛下や皇族方のお歌とともに歌会始の儀で初めて披露される。 今回は米国、カナダ、ブラジルなど13カ国・地域の88首、点字の12首を含む1万6250首が選考対象となった。 入選者の最年長は長野県佐久市の元会社員、金井寛さん(77)、最年少は宮崎県延岡市の延岡学園尚学館高1年、森山文結(ふゆ)さん(16)。天皇陛下のお招きで歌を詠む召人(めしうど)には、国文学者の三田村雅子さん(76)が選ばれた。 その他の入選者は次の通り。(敬称略、年齢順) 長崎県諫早市、元郵便局員、馬渡寿人(まわたり・ひさと、74)▽浜松市、NPO法人職員、佐藤一央(いつお、69)▽新潟県上越市、元中学校教員、大堀みき(65)▽埼玉県朝霞市、小学校教諭、吉田光男(60)▽さいたま市、会社員、川崎ななせ(31)▽岡山市、会社員、西江涼帆(27)▽東京都世田谷区、東京理科大4年、村木陸(23)▽東京都北区、中学校教諭、栗田岳(22)