静岡県知事就任から半年 鈴木康友県政に対する 静岡県議会の評価は
一定の評価と今後への期待が示されました。 鈴木知事が就任してまもなく半年が経過します。静岡県議会各会派はこれまでの鈴木静岡県政をどのように評価しているのでしょうか。 鈴木知事: 「やっぱりスピード感を持って県政に対応するということで、そのことに心がけてまいりました」 知事就任から27日で半年を迎える心境を述べた鈴木知事。 企業誘致や防災対策に積極的に取り組んできたと振り返り、県政運営における「スピード感」を強調しました。 鈴木知事: 「重要施策や私の公約を盛り込んだ総合計画を策定しているので、それをしっかり策定して、着実にそれを実現をしていくということで引き続きスピード感を持って対応していきたい」 県議会との関係については、意見交換を通じて徐々に連携できる体制ができつつあるとして今後も丁寧に対応していきたいと述べました。
自民改革会議は…
これまでの鈴木県政について、静岡県議会最大会派・自民改革会議は…。 自民改革会議 相坂摂治代表: 「半年経った時点ではまだ県政運営、議会運営上は補正予算等の議会とのやり取りでしかなかったので、これからが本番だと思います」 県政における混乱はなかったと評価し、今後の総合計画やそれに伴う事業選定・予算編成が重要だとしました。 ただ、鈴木知事をめぐっては、9月定例会で新たな副知事を起用する人事案を提出する方針を固めていましたが、 報道が先行したことなどを理由に会派の一部の議員が反発。 県議会の賛同を得るのが困難な状況になり、断念した経緯があります。 こうした状況については… 自民改革会議 相坂摂治代表: 「事前の説明に来られた段階で、我々の姿勢等を伝えたところ、そこは真摯に受け止めて再度組織のあり方から人事に臨むという趣旨で取り下げたと思うので、よく理解いただけたのではないかと思っていた」 鈴木知事は今後も引き続き検討を進める方針です。