柔道・高山莉加「優勝経験をもう一度」 新添左季「五輪に勢いを」 パリ五輪前最後の実戦へ気合
柔道女子のパリ五輪代表で78キロ級の高山莉加(三井住友海上)、70キロ級の新添左季(自衛隊)が16日、アジア選手権(20~23日、香港)に向けてオンライン取材に応じた。 高山は五輪代表内定後の初戦だった3月のGSタシケント大会で優勝。その勢いのまま本番を迎える選択肢もあったが、上位8シードを狙うとともに「優勝経験、成功体験をもう一度しておきたいという思いがあった」と狙いを説明。「(実戦は)五輪まで残り3か月なので、これが最後にしたい。内容にこだわるというよりも、結果を重視する」と意気込んだ。 世界女王の新添はGSタシケント大会では3位だった。「タシケントで出た課題を練習してきたた。練習してきたことをちゃんと出したい」と抱負を語った。本番前の最後の実戦となる見込みで「しっかり優勝して、五輪に向けて勢いをつけられるような試合をできたら」と位置付けた。
報知新聞社