Qobuz、10/23プレオープン決定。e-onkyo musicは10/16正午でサービス終了
Xandrie Japanは、同社が運営するe-onkyo musicのサービス提供を、10月16日(水)正午をもって終了することを発表。これにともなって、10月23日(水)より、e-onkyo music会員先行で「Qobuz(コバズ)」をプレオープンすることも合わせてアナウンスされた。 e-onkyo music会員向けに送信されるニュースレターにて明かされたもの。サービス提供終了は、既報の通りQobuzへの移行に伴うもので、10月16日(水)正午をもって楽曲販売、新規会員登録、登録情報変更が行えなくなる。なお、購入済楽曲の再ダウンロードについては、2024年11月30日(土)23時59分まで提供される。 後継サービスとなる「Qobuz」を運営するXandrie S.A.は、2021年にe-onkyo musicの事業取得を発表。当初は「e-onkyo musicとQobuzを連携した新サービス」をリリースするとしていたが、2023年4月にe-onkyo musicからQobuzへのサービス切り替えという形に方針転換。そして、2023年12月にサービス開始延期をアナウンスして以来、動きはなかったものの、この度、e-onkyo music会員向けに10月23日にプレオープンすることが改めて発表された形だ。 サービス移行に際して、現e-onkyo musicのアカウント情報、「e-onkyo musicポイント」並びに「ウォレット残高」はそのまま移行すると同社は説明。また、アカウント情報移行後、自動的にサブスクリプションサービスに登録されることはないと案内している。 日本国内でサービスインするQobuzでは、メジャーからインディーズまで、幅広いジャンルで1億曲以上の音源を提供予定。さらに、CDロスレス・クオリティに加え、最大192kHz/24bitのハイレゾ・クオリティでのストリーミングに対応し、DSDやDXDのカタログも取り揃えたダウンロードストアも展開するとのことだ。 これをもって、2005年8月にサービスインしたe-onkyo musicは19年の歴史に幕を下ろす。後継サービスとなるQobuzのグランドオープンの日時については、記事執筆時点で案内されていない。詳細が分かり次第追ってお伝えする。
編集部:松永達矢