建設現場の技術力向上へ 新技術や創意工夫した事例発表 群馬・前橋市
建設現場における創意工夫や新技術の活用成果を披露する「施工技術発表会」が、前橋市で開かれました。 この「施工技術発表会」は、工事現場での技術力向上を図ろうと県建設業協会などが毎年行っているもので、今年は県内12支部に所属する16の会員企業が参加しました。発表会は「土木」と「建築」に分かれて行われ、建設現場での知恵や工夫を凝らした取り組み事例を7分の持ち時間で発表しました。 このうち、渋川市の樋口建設は、上信自動車道バイパスの舗装工事について発表しました。道路開通までの期間が迫っていたことなどから、ICT=情報通信技術を活用し、短期間で効率の良い工事を採用しました。これにより、当初の計画より工事を4日間短縮することができたということです。 参加者らは、培った知恵や工夫が詰まった技術を共有し、互いの建設技術の向上に役立てていました。なお審査の結果、最優秀賞には館林市の原工業が輝きました。