ローラーに巻き込まれ男性死亡 ベルトコンベヤー停止せず作業させる 容疑で廃棄物処理会社と取締役を書類送検 筑西労基署 茨城
筑西労基署は15日、労働安全衛生法違反(事業者の講ずべき措置等)の疑いで、廃棄物処理業のマツミ・ジャパン(茨城県筑西市藤ケ谷)と同社取締役の男性(43)を水戸地検下妻支部に書類送致した。同署は認否を明らかにしていない。 書類送検容疑は2023年12月23日、同社の本社工場で、男性従業員=当時(26)=にベルトコンベヤーの掃除や調整の作業をさせた際、機械の運転を停止させなかった疑い。男性は、機械下側にある回転ローラーに巻き込まれ、外傷性窒息による低酸素脳症で死亡した。
茨城新聞社