群馬・前橋市で4台玉突き事故 3人けが 1人は意識不明の重体
14日午前、前橋市の国道17号・上武道路で、トラックなど4台が絡む玉突き事故があり、3人が病院に搬送され、このうち1人が意識不明の重体です。 警察によりますと、14日午前9時15分ごろ、前橋市上泉町の国道17号・上武道路の上り線で、トラックが信号待ちをしていた乗用車に追突し、さらに前に停まっていたトラックと乗用車が巻き込まれ、合わせて4台が絡む玉突き事故が起きました。 この事故で、追突された乗用車を運転していた前橋市に住む会社員の女性(41)が頭を強く打つなどして意識不明の重体です。また、別のトラックを運転していた栃木県の男性(59)と、別の乗用車を運転していた高崎市の男性(74)も軽いけがを負いました。 警察は、最初に乗用車に追突したトラックを運転していた埼玉県三芳町の会社員・小野寺新一容疑者(43)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。警察は、小野寺容疑者から話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べています。 なお、この事故の影響で、上り線は約3時間半にわたって全面通行止めになりました。