イスラエル軍がガザ空爆、少なくとも33人死亡 救急隊発表
By Nidal al-Mughrabi [カイロ 11日 ロイター] - イスラエル軍は11日、パレスチナ自治区ガザ北部と中央部を空爆し、少なくとも33人のパレスチナ人が死亡した。救急隊が発表した。 イスラエル軍はロイターに対し、ハマス戦闘員を標的とした攻撃を開始したと語った。 北部ベイトラヒヤでは家屋が被害を受け、女性や子どもを含む少なくとも22人が死亡。安否が不明の人もおり、救助活動が続いている。 また、ガザ中心部のヌセイラット難民キャンプで少なくとも7人が死亡、ガザ市では住宅2軒が攻撃されジャーナリストを含む4人が死亡したという。パレスチナのジャーナリスト団体によると、紛争開始後のジャーナリストの死者は193人となった。 一方、イスラエル軍は、2発のロケット弾がガザ地区中央部からイスラエルに向けて発射されたと発表。負傷者は出なかったとしている。これは、14カ月に及ぶイスラエルの空爆と軍事攻撃にもかかわらず、ガザの武装勢力はロケット弾攻撃の継続が可能なことを示している。