東京五輪メイン会場「新国立競技場」何をもめてるの?
この会議の議事録は公開されていませんが、JSCは2012年夏、この計画を基に外観のデザインを公募し、英国の建築家ザハ・ハディドさんの作品を採用することに決定しました。想定した当初総工費は1300億円でした。 ところが、下村博文五輪相は10月23日、公募で採用されたデザイン案をそのまま建設した場合の総工費は3000億円と、当初の2倍以上に達する試算を明らかにしたのです。下村担当相は、新競技場の計画を変更し、建設コストを圧縮すると表明。その後、東京都に示した総工費は、猪瀬都知事の発表によると1852億円だということです。 東京五輪の開催が決まった後で混乱が続いていますが、今後も建設計画が進む中で、さまざまな論議が行われそうです。