中学受験問題「59×10.8-236×0.7+4×29.5=…」大人ならこの答え、わかりますよね? 注意:式の頭から解いてはいけません
例題1:59×10.8-236×0.7+4×29.5= この問題、あなただったらどう解くだろうか? 【動画】「SAPIXの中央値はMARCH」説の真実…都内塾経営者「東大生の多くは小1からSAPIXに通っていない 」東大・早慶新卒の就職先の中央値 じゅそうけん・戦記と中学受験、就活、遺伝について語り尽くす! 最近の中学受験では、こういった複雑な計算問題がどこの学校でも当たり前のように出題される。 「ちょっとしたテクニックを使えば、式をまとめて簡単に解く事ができます」とジーニアスの松本氏。※正解と素早く解くテクニックは記事中盤で紹介します。 テクニックを使う計算問題は、以前は主に難関校で出題される傾向にあったが、最近は偏差値40程度の学校でも出題されるようになってきたという。 「中堅校でも出題が目立つようになったため、計算テクニックについては4、5年生からトレーニングした方がいいでしょう。文章題や図形の計算でも活用でき、計算速度のアップやミスの減少にも繋がります」 入試本番の計算にも役立つテクニックについて紹介する。
式の頭から解いてはいけない
例題1のような問題は、式の頭から解いてはいけません。計算の順序を入れ替えたり、同じ数をまとめたりできないか、手を動かす前に考えるのです。 例題1:59×10.8-236×0.7+4×29.5= まず、236は59の4倍だとすぐに気づきたいところです。次に29.5は59の半分です。 そうすると、この式は59でまとめることができますね。 例題1:59×10.8-59×4×0.7+2×59= 59×10.8-59×2.8+2×59= と式を変形することができます。さらにまとめれば、 59×(10.8-2.8+2)= 最初に比べて格段にシンプルになりましたね。 59.8×10=598 となります。
松本亘正
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