サマーセール4日目が終了 フサイチコンコルドの近親「ファシネイションの2023」が2800万円で最高額
サラブレッド1歳市場の「サマーセール2024」の4日目が22日、北海道・新ひだか町の北海道市場で開幕した。この日は192頭が上場され、内159頭(牡79頭、牝80頭)が落札。売却総額は10億4000万円(税抜、以下同)で、売却率は82.81%だった。 最高額となったのは「ファシネイションの2023」(牝、父イスラボニータ)で2800万円。半兄に現役活躍馬イクスプロージョンがいる血統で、近親にはリンカーンやヴィクトリー、フサイチコンコルドなどがいるファミリー。落札したのは池袋レーシング。 次点は「ラテアートの2023」(牡、父シルバーステート)。サクラバクシンオー産駒の母はクリスマスローズS優勝馬で桜花賞にも出走経験がある活躍牝馬。おじには京王杯2歳S3着カラメルアートなどがいるファミリーで、(株)ジュエリーピコが2500万円で落札。この馬がサマーセール4日目における牡馬の最高価格馬となった。 高額3位は「フローズンムーンの2023」(牡、父パイロ)の2400万円。半兄には今年2月に梅見月杯(名古屋)、23年名古屋記念など勝ったメルトがいる血統。鈴木康弘氏が落札した。 サマーセールは24日まで行われる。