北口榛花「すごく光栄」堀米雄斗「諦めなければ夢はかなう」パリ五輪・パラリンピック東京都民栄誉賞表彰式
東京都は30日、パリ五輪・パラリンピックに出場した都在住、在勤などゆかりのある選手を都庁で表彰した。陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花(26)=JAL=やスケートボード男子ストリートで2連覇の堀米雄斗(25)=三井住友DSアセットマネジメント=らが受賞。北口は「すごく光栄。皆さんのおかげで、新しい領域に踏み出す勇気をもらえた」と感謝した。 表彰式では小池百合子都知事から表彰状を手渡され、笑顔で記念撮影。小池氏は「皆さまの活躍を誇りに思う」などと語った。代表であいさつした北口は「スポーツの力で何かを始めようとする人や、困難に立ち向かう人を勇気づけられるように」と決意を新たにし、堀米は「諦めなければ夢はかなうと実感した」と振り返った。 北口と堀米はこの日、秋の園遊会にも参加。北口は「普通に生きていて、こんな機会を得られることはそうそうない」と満面の笑みで、来年9月に東京・国立競技場で行われる世界選手権に向けては「みんなでまた君が代が聞けるように頑張りたい」と意気込んだ。(高橋朝香)