ガザ最南部侵攻に抗議、福岡市 「虐殺やめて」
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの即時停戦を求めるスタンディングデモが18日、福岡市の繁華街で行われた。市民ら約50人が市内の商業施設前に並び「STOP GENOCIDE」(虐殺をやめろ)などと書かれたプラカードを掲げた。通行人に「市民の声は力になる。関心を寄せて」と呼びかけた。 イスラエル軍が、避難民が密集するガザ最南部ラファへの地上侵攻を準備していることを受け、市民有志が呼びかけた。 両親がガザ出身の福岡市の高校1年エルジャマル・アヤさん(16)はガザにいる親戚の安否が分からないと語り、「子どもたちの未来が奪われている。早く戦争が終わり、楽しく生活できることを願う」と訴えた。