オリ下位指名にいた“超掘り出し物” ドラ2は「1.50」も育成へ…新人に明暗くっきり
オリックス・2023年ドラフト選手の1年目
2021年からリーグ3連覇を達成したオリックスだが、2024年は5位に沈んだ。台頭が期待された新戦力たちが本来の姿を発揮できず、高卒新人たちは2軍で鍛錬を積む1年に。ここでは2023年ドラフトで指名された選手たちの1年を紹介する。 【写真】「妹さんお綺麗!」 試合を観戦する九里亜蓮の妹・聖莉奈さん ドラフト1位で指名された横山聖哉内野手は、順調に成長を遂げている。2軍では86試合に出場して打率.223、1本塁打、22打点を記録。5月24日の西武戦ではプロ初出場を果たし、プロ初安打も記録。プロ2年目を迎える2025年が楽しみな存在である。 ドラフト2位の河内康介投手にとっては苦しい新人年だった。2軍で9試合に登板して防御率1.50の成績を収めるも8月23日には右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。オフには育成選手契約を結び、早期の支配下選手登録復帰に向けてリハビリを行っている。 ドラフト3位の東松快征投手、ドラフト4位の堀柊那捕手も1軍戦での出場機会はなかった。東松は2軍戦7試合の登板で防御率15.43と苦しんだ。堀は2軍で72試合の出場して、打率.254と手応えを感じた1年だった。 ドラフト5位の高島泰都投手は先発と救援の両方でチームに順応。21試合の登板で2勝2敗、防御率4.02の成績を残した。ドラフト6位の古田島成龍投手は50試合に登板して2勝1敗24ホールド、防御率0.79をマーク。1軍戦力として仕事を果たした。ドラフト7位の権田琉成投手は1軍昇格の機会がなかった。 2年ぶりの優勝を狙う2025年は、ドラフト1位で指名した麦谷祐介外野手らの躍動が求められる。
Full-Count編集部