山下美夢有、4打差3位浮上 今季初優勝へ「久しぶりに耐えるゴルフができた」/国内女子ゴルフ
ソニー日本女子プロ選手権第2日(6日、沖縄・かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)3位で出た大出瑞月(26)=ノットグローバルHD=が70で回り、通算8アンダーの4位とツアー初優勝に向けて好位置を保った。今季5勝の竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=は67で回り、通算13アンダーで単独首位をキープ。3打差の2位に岩井明愛(22)=Honda。23位で出た昨季年間女王の山下美夢有(23)=加賀電子=が65と伸ばし、首位と4打差の3位に上昇した。 「女子プロ日本一」を決める舞台で、女王が上がってきた。山下が8バーディー、1ボギーで、首位・竹田との差を6打から4打に縮めた。 「ショットが左右に曲がることが多くて、距離も全然合わなかった。その中で久しぶりに耐えるゴルフができた」 10番から出て、ピン1・5メートルにつけた11番(パー4)から4連続バーディー。13番(パー4)では16メートルのバーディーパットを流し込んだ。 4位だったパリ五輪後、海外メジャー「AIG全英女子オープン」(予選落ち)を挟んで迎える国内復帰戦。今季は5度の2位と優勝が遠い。「まだまだスコアも伸びていく。明日からもしっかり伸ばすだけ」と言葉に力がこもった。