モデル・岩堀せりのお友達事情「家族だけの狭い世界になってしまわないように、意識して友達作りをしています」
親友は家族。大人になってからは友達たちとは心地いい距離感で
「学生時代は少人数で過ごすのが好きで、2~3人の仲いい友達と毎日一緒!みたいな密な関係が好きでした。でも、大人になるにつれ友人のタイプが広がっていくと、価値観の違いからか完全に心地よくいられない場面も少しずつ出てくるように。 モヤモヤするなと思ったら、今までと同じように接しながらも、心のなかでは少しだけ距離を作る。揉めるのは好きではないので、直接気持ちを伝えたり相手を攻めたりすることはないです。自分が変わればいいかな、と思う。今は、最初からいい距離感を持って友人たちと接していますね。 一方で、みんなと親友みたいに深い関係になることも憧れます。『この人と一番仲良いのは私!』みたいな……。でも、子育てをするようになってからは、親友は家族であるほうがうまくいく気がして。どうしてもいろいろな事情から家族が一番の優先となってしまう時期だと思うから。きっと昔みたいに友達との距離を詰め始めると、お互いに優先するものが違って、少しずつモヤモヤが出てくるんだろうなと思うし……。友達とは今くらいの距離感の取り方が平和で楽しくて、満足できる。一番にはなれなくても、心地よくて、ちょうどいいんです」
自分から積極的にアプローチするようにもなりました
「L.A.の友達のご夫婦と一緒にアーティストのライブへ。旦那様は昔から一緒に仕事していた友人で、奥様はネイリスト。家族ぐるみでよく遊んでいます」
「最近の私たち夫婦のテーマは、『友達の輪をつなげる』こと。食事会で新しい人と知り合ったら、年齢や仕事、環境に関係なく連絡先を交換し、時間を空けずにすぐに別の会に誘います。TAKUROくんはもともとフットワークが軽く、コミュニケーションが得意なので助かります。輪を広げていくと、自分だけでは出会えないような人とも繋がることができる。環境も世代も違う人達と話すと、お互いにないものを持っているから一緒にいて面白いんですよね。今までは受け身のタイプで、自分から連絡先を聞くことはあまりなかったけど、L.A.に来てからは一度会った人には、できるだけ自分から連絡先を聞くようにしています。仲良くしたい気持ちを伝えるためにはそれが簡単で、わかりやすい。二人っきりの食事だと誘われた側もハードルが高いけど、家族もいる我が家に誘えば参加しやすいみたいで、どんどん友達の輪が広がり、つながっていきます。 いまはInstagramのDMもあるし、より気軽に誘いやすくなりましたよね。DMって素晴らしい! 昔仲良くて疎遠になってしまった友人にも、改まってメールをするのは気恥ずかしいけど、インスタのストーリーに対してはコメントしやすいし、『会おう!』って気軽に言える。私もDMで誘われる機会が増えました。なんなら、推しにもDMなら送れる。昔、ジョニー・デップにDMしてみたことがあります(笑)。もちろん、返信はなかったけど、それぐらい気軽に連絡がとれるツールは便利でいいですね」