ガーナで8年ぶりに政権交代 前大統領が副大統領に競り勝つ
西アフリカのガーナで7日に投票された大統領選の大勢が8日判明し、野党・国民民主会議(NDC)のマハマ前大統領が与党・新愛国党(NPP)のバウミア副大統領を破り、当選した。英BBCなどが伝えた。8年ぶりの政権交代となる。 【写真】ガーナの大統領選の投票所で列を作る有権者たち=2024年12月7日、アクラ、今泉奏撮影 8日現在で開票が続いているが、報道によると、マハマ氏が過半数を得ることが確実となり、バウミア氏が敗北を認めて「国民は変化を選んだ」と述べた。首都アクラでは、政権交代を祝う市民が路上にあふれた。ガーナは2年前、国の借金を返済できなくなる事実上のデフォルトに陥った。国民は物価高に苦しみ、野党が不満の受け皿となった形だ。
朝日新聞社