エンバペ、本来の実力を発揮できていないとレアル・マドリードに負い目を感じてフランス代表を辞退…“ミニプレシーズン”に取り組む | ラ・リーガ
10月のインターナショナルウィークで、フランス代表の招集リストから外れたレアル・マドリードFWキリアン・エンバペだが、選手本人の意向でスペイン首都にとどまることにしたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 ネーションズリーグ第3節イスラエル戦、第4節ベルギー戦に臨むフランス代表で選外となったエンバペは、このインターナショナルリーグ中にコンディションを整える考えの模様。今夏、憧れのクラブであるレアル・マドリードについに加わったフランス人FWは、公式戦11試合で7ゴール1アシストと数字こそ残しているものの、決して少なくないサポーターがそう考えているように本人もプレー自体には納得がいっていないという。 というのもエンバペは今夏、満足な準備をしてシーズンに入ることができなかった。 準決勝で敗退したEURO2024では、初戦で鼻骨を骨折して最後まで真価を発揮できずフランス国民から批判を浴びた。その後のパリ五輪にはレアル・マドリードの方針で参加しなかったものの、それでもバケーション期間は非常に短く、同クラブのアメリカツアーおよびプレシーズンマッチには参加せず。公式戦UEFAスーパーカップ・アタランタ戦(2-0)で、いきなりデビューを果たすことになった。 エンバペは期待に応えられるようなパフォーマンスを見せていないため、レアル・マドリードに“負い目”を感じているとのこと。そのために今後2週間、同クラブの名フィジカルトレーナー、アントニオ・ピントゥス氏の指導のもとで“ミニプレシーズン”に取り組むようだ。