【小笠原道大コラム】ご挨拶「27年間着たユニフォームを脱ぎ、今週から『ガッツのフルスイング主義』が始まります」
寡黙なイメージがあるかもしれませんが、実際は違います
現役19年、コーチングスタッフとして8年。計27年間のユニフォーム生活に昨年末、別れを告げました。ユニフォームを脱ぐと同時に、自分がまとっていたいろんなものが、なんだか少しずつ取れていくような気がしました。縛りがなくなったんですね。何時に起きなければならない、どこかに行かなければならない……そうしたものが何もなくなったのは、記憶にある限り初めてでした。 「小学2年生から今までずっとユニフォームを着ていたんだから、少しゆっくりして、体も頭も休める時間をとったほうがいいんじゃない?」 周りの方々は、そう言ってくださいました。もちろん「巨人三軍打撃コーチ」の肩書きがなくなったときには、「これからどうしようかな」と思いましたが、それも初めてのことなので、何をすればいいか分からない。とりあえず年末から2月までのんびり過ごし、自分自身を一度リセットできたと思っています。 この連載のお話をいただいたのは、そうして「よし、また徐々に動いていこうかな」と思っていた矢先でした。正直、この先どうするか、今も明確なビジョンはありません。仕事の依頼をいただければ、その都度、対応していこうと思っています。学生野球資格回復も済ませたので・・・
本文:1,262文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール